職場の教養 「困ったお客様」

仕事の事




I社は中古マンションのリフォームを手がける建築会社です。

 

ある日、新規の発注者から突然、大幅な値引きの打診がありました。

今の値段で納得してもらうよう交渉に当たりましたが、頑として首を縦に振りません。

 

I社の社長は、尊敬する同業の先輩にアドバイスを求めました。

すると、「相手の話をしっかり聞くこと。お互いの妥協点を見定めて、交渉に当たること。それでも平行線を辿るなら、思い切って話を断りなさい」と言われたのでした。

 

社長はㇵッとしました。

一方的に自社の正当性だけを訴えて、実は相手の言い分を聞いていなかったことに気づいたからです。

 

値引きの打診に到る話をしっかり聞いた上で、相手の思いやりを汲み取り、妥協できる金額を再提示すると、先方はあっさりと納得してくれました。

さらには、値引き分を別注文で補うことも提案してくれたのです。

無理難題を言う相手に、主張を貫くことだけが正解とは限りません。

相手の言葉に耳を傾け、心の奥底にある思いを受け止める姿勢も求められるでしょう。

 

今日の心がけ

まずは相手の話に耳を傾けましょう

引用元:職場の教養2018/12/27

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