Tさんは出張中に突然、右腕が動かなくなってしまいました。
特急列車で通路側に座り、右側に傾きながら一時間ほど眠ってしまったのです。
はじめに、椅子のひじ掛けにあたっていた右腕が、しびれた感覚でした。
ところが次第に右手に力が入らなくなり、手首から指先までが、思うように動かなくなったのです。
Tさんは<そのうちに治るだろう>思っていました。
しかし、手首も指も痛みはまったくないものの、内側に曲がったままです。
ペンも箸も持てず、拍手はできず、ネクタイも結べません。
これまで当たり前にしていたことが、何一つできなくなりました。
病院に行ったところ、橈骨神経麻痺という診断でした。
完治には二週間か一年かかる人もいることのことでしたが、Tさんは三カ月ほどで治ったのです。

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Tさんは完治した右腕を見つめ、体の回復する力に感謝しました。
肉体は様々な部分とつながっていること、当たり前のありがたさをかみ締め、体を大切にしていこうと実感しています。
今日の心がけ
体の働きに感謝しましょう
引用元:職場の教養2020/1/24