墓石業の専門グループ「全国優良石材店の会」では、全国の男女千名を対象に、お墓参りに関するアンケート調査を行いました。
調査結果として公表された中に、「墓参の頻度と自尊心との関連」という項目があります。
お墓参りの頻度が少ないほど、「自分の命を大切にしている」「将来の夢や目標に向かって努力することは惜しまない」といった質問への否定的な回答率が高く、自尊心が低くなる傾向にあると、同会では推察しています。
「ルーツへの希求」は自然な感情です。
だからこそ「自分のルーツはここにある」と実感できる機会の多少は、自尊心にも影響を及ぼすかもしれません。
故郷から離れて暮らしているなど、お墓が遠い人は、墓参りに行きたくても、なかなか足を運べないものです。
それでも、仏壇や神棚の前で手を合わせたり、祖父母や両親の写真を飾ったり、折に触れて祖先の話をするなど、取り組めることはあるでしょう。
自身の生命の涙に思いを馳せる、静かな一時を持ちたいものです。
今日の心がけ
親祖先を思う時間を作りましょう
引用元:職場の教養2018/10/21