職場の教養 「金メダルの背景にあったあもの」

考え方の事




「平成の三四郎」と呼ばれた、柔道家の古賀俊彦氏、金メダル確実と言われた1988年ソウルオリンピックでは、、三回戦敗退という結果に終わりました。

 

大会前は、金メダルが期待され、日本中が注目し、多くの取材を受けました。

出国時の空港では、たくさんの日本人が声援を送りました。

しかし、帰国後は、掌を返したような反応に、氏は不信感に陥りました。

 

そのような中、氏はテレビ番組で、自信が敗北したシーンの放映を見ました。

次の瞬間、観客席にいた両親が後ろを振り返り、氏を応援してくれた観客へ、何度も頭を下げ、詫びている映像が映しだされたのです。

 

それまで自分一人で強くなったと思ってきた氏は、両親や多くの人に支えられ強くなれたこと、一人で戦っているのではなかったことに気づいたのです。

 

皆の力に支えられ、氏は様々な困難を乗り越えて、四年後のバルセロナオリンピックで見事、金メダルを獲得しました。

その力を氏は「感謝力」と表現します。

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私たちも周囲への感謝の思いを忘れず、最大限の力を発揮していきましょう。

 

今日の心がけ

「ありがとう」の気持ちを深めましょう

引用元:職場の教養2019/5/12

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