六月十一日から十五日頃は、七十二候の一つ「腐草為蛍」です。
蛍は別名「腐草」と言います。
土の中でさなぎになり、羽化して地上に現れた姿を見て「朽ちた草が蛍になる」と表現したのです。
蛍は、命いっぱいに光を輝かせます。
私生活や仕事において、私たちが蛍のように、どれほど周囲を照らす存在になっているでしょうか。
入社間もないIさんは、会社に着いても元気な挨拶ができません。
朝が弱く、気が沈んだ状態を、会社まで引きずっていたのです。
ある朝、上司から「いつも挨拶の声が小さいから、具合でも悪いのかと思っていたよ。
一日の始まりだから元気に挨拶してごらん」とアドバイスされました。

蛍の本
翌朝、Iさんは、上司が元気よく挨拶をしていることに気づきました。
部下にも先手で挨拶する姿に意外な一面を発見し、元気を貰いました。
それまで、声を出すことを躊躇っていましたが、自らも積極的に挨拶しようと思ったのです。
朝の挨拶や返事一つでも、周りを明るくすることができるものです。
今日の心がけ
周りを照らす存在になりましょう
引用元:職場の教養2019/6/14