リストラップを使って筋トレの質を上げる。

トレ器具、道具

世の中には、たくさんの筋トレアイテムや、商品があります。

その中でも手首に巻いて使うリストラップをトレーニング時に活用すれば、

筋トレの効果を最大限発揮してくれる優れたアイテムです。

 

手首はさまざまな角度に動かせ繊細な作業も行える大事な部位ですが、

可動域が広い分、過度なストレッチや重量で手首を痛めてしまいます。

そういう状態になると、連鎖して前腕も痛めてしまう事になり

腕を使う筋トレに悪影響を与えてしまう恐れがあります。

 

リストラップを上手に使っていけるよになれば、

怪我の予防やフォームも安定します。

しかし使い方を間違えると、

筋トレをしても効果が半減したり、筋力低下の可能性もあります。

 

リストラップの利点や弱点を習得しながら、うまく活用していきましょう。

ここではそんなリストラップの正しい使い方や、

失敗しない方法などを解説していこうと思います。


そもそもリストラップとはどんな時に使うの?

一般的に考えれるのリストラップは手首を固定させ、

怪我の予防や筋トレ重量のUPです。

けれどもどんなトレーニングでもリストラップを巻いて

トレーニングしてはよくありません。

 

例えるなら腰を痛めた時にコルセットを使用しますよね。

このコルセットが腰椎にかかる重量や負荷を軽減させ、

腰痛の早期回復に約立ちます。

 

しかし長期間コルセットを使い続けると、

日常生活においての腹筋や脊柱起立筋などの筋肉を使用しなくなり、

筋量、筋力低下してしまう事になります。

 

管理人も腰痛になったことがあり、

コルセットを腰に巻いて使用した経験があります。

長期間コルセットをしていた状態から、

コルセットなしの生活に戻った時に経験したのですが、

腰まわりがなんとも不安定で立つだけでもフラフラになり、

立っていられない状態になった事があります。

数日したら正常な状態までに戻ったのですが、

その原因はコルセットの影響で筋力が落ちてしまっていたのです。

 

コルセットとの話と同じようにリストラップでも常時使用してしまう事はよくありません。

常にリストラップを使用したトレーニングを行っていて、

同じ負荷のトレーニングをリストラップなしで行うと同じ強度、

同じ安定したフォームでのトレーニングはできなくなります。

 

重要なのは同じようにリストラップもすべての種目で使用するのではなく、

リストラップの効果ができる限界重量の種目だけ、

もっと細かく言えば効果があるセット数だけに使用した方が、

デメリットを最小限に抑え、

メリットを最大限に引き出せるようになるでしょう。

 

何度も言いますが、リストラップを使用する目的を明確にしていくのが大事です。

ただ見た目だけで使用したりするのではなく、ここ1番のメインセットだけ、

高重量時のチーティングだけの使用、

限界までのレップ数を行うためにフォームが崩れないようにする為に使用するなど、

リストラップのメリットだけを、

上手く活用できる使い方をしていく方が効果的な使い方だと思います。

 

 

どんな種目にリストラップはむいているの?

リストラップを使用する筋トレ種目は、

主に手で握ったバーベルやダンベルを前に押し出す種目(プッシュ系)

に非常に効果を発揮します。

 

プッシュ系の種目は、高重量のウエイトを使用してトレーニングを行う場合、

手首が過度に伸展(手の甲を前腕側に曲がる方)してしまいます。

そうならないためにも手首が伸展を抑えられるようにリストラップを使って固定し、

怪我の予防、フォームを安定させる事が重要になってくるのです。

 

主にリストラップを使って行う代表的なスポーツが、

プッシュ系の種目でもあるパワーリフティングでのベンチプレスです。

リストラップを使用している動画や画像を見た事がある人も多いんじゃないでしょうか?

トップ選手は体重の数倍の高重量を使用して行うスポーツなので、

リストラップが必ずっていうほど必要不可欠なアイテムなのです。

 

 

リストラップを使用すると効果が上るトレーニング種目は?

プッシュ系の種目である大胸筋、ショルダープレスやサイドレイズなどの三角筋の種目、

手首に柔軟性があまりない人にはバーベルスクワットに使用するのが効果的です。

管理人も肩関節に柔軟性が少ない為、

バーベルスクワットでバーを握る際にどうしても手首に負担がかかっていました。

そんな時にこのリストラップを使用して手首の保護に活用でき、

大変重宝してきました。

 

リストラップを使用するに当たって気をつけなけらばいけなのが、

手首の柔軟性を使いながら行うトレーニング(パワークリーンなど)

使用するのは控えておきましょう。正しいフォームで行うことができなくり

大変危険を伴う事になります。

 

 

リストラップのまとめ

リストラップを使用するのに決められた使い方はないと管理人は思っています。

リストラップの特性や利点、デメリットなどを十分に理解した上で、

自分のトレーニングに合った使い方をしていけば、

筋トレの質の向上や怪我へのリスクなどを改善していけるでしょう。

ぜひ使用してみてはどうでしょうか。参考になれば幸いです。

管理人が使っているリストラップはこれ↓

Schiek(シーク)リストラップ 12インチ(約30cm)(日本正規品) (レッド)