あなたはスクワットを行う際、自然で無理のないフオームでトレーニングできていますか?
自重のトレーニングでは問題なくできているが、加重を増やすとトレーニングでの力やが入りずらかったり、フォームも不安定だったり違和感があって思うように重量を伸ばせない人がいるかと思います。
そんな人はスクワットを行う時の重心のかけ方に問題があるかもしれません。
今回はスクワットを無理なく安全に行える方法を紹介していきたいと思います。
踵重心でスクワットを行っている人は、つま先から膝が出ない間違ったフォームになっていないか?

スクワットのフオームの説明でよく雑誌やネットでも書かれていたのは、『しゃがんだ時につま先から膝がでないようにトレーニングを行うこと』という記事をよく見ました。
だれが最初に言い出したかわかりませんが、そんな間違ったトレーニング方法が日本では当たり前のように認識されていました。
ここ最近では言われなくなったのですが、未だに膝をつま先から出さないようにしている人も多く見かけられます。
膝がつま先より出ないフォームになると、自然に踵に重心がのってしまいます。
あなたも間違った認識でトレーニングをしているのであれば、この機にスクワットのフォームを見直してみましょう。

母指球重心スクワットがどうして良いのか?

まずはスクワットのやり方を説明していきます。
・足を肩幅に広げます。
・立っている状態で重心を前に移動すると、両足の母指球に体重がのっていきます。
・その状態で踵が浮き上がらない一歩手前に位置がつま先重心スクワットのポジションです。
このつま先重心のまま、しゃがんでいくと、つま先より膝が自然と前に出ますが問題ありません。
バランスのとれているフォームなので下半身も安定していると思います。
ボトムポジションから、立ち上がる時には、指先でバランスをとりながら、母指球重心で蹴りだして元のスタートポジションに戻ります。
どうでしょうか?母指球に重心をのせて立ち上がると物凄く足の力が入りやすくないでしょうか?
踵でスクワットを行うと、重心が不安定になり足の筋力が分散してしまいます。
これをやってみればわかるとと思います。
踵重心と母指球重心(つま先重心)で、スクワットのボトムポジションの位置から、ジャンプしてみてください。
踵重心だと思うように足の力が使い切れず、思うようにジャンプできないでしょう。
しかし母指球重心の方は、つま先がバネのようにバランスを維持しながら、一気に足の力を押し出すことができるので高く飛ぶことができます。
犬や猫、馬などはつま先立ちで生活しています。
また人間も同様、速く走る時には、つま先で力強く蹴りだすことで速く走ることができますよね。
母指球重心スクワットのまとめ
スクワットは下半身の筋肉全体に効果のあるバランスがとれた効果的なトレーニングです。
今一度自分のフォームや重心を再確認してみて、効果的なトレーニングを行っていきましょう。
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